インテーク面接とは?目的・流れ・聞くことと留意点を整理

インテーク面接とは何か、目的・流れ・聞くこと・アセスメント面接との違い・留意点を、公認心理師法と倫理綱領を踏まえて実務向けに整理。守秘・同意・記録の考え方も解説します。
インテーク面接は、相談に来た人を引き受けるかどうかを見極めながら、主訴と背景を聴き取り、支援の見通しと契約の土台をつくる最初の面接です。受理面接とも呼ばれます。実務では「情報を集める場」と「関係をつくる場」のどちらかに偏りやすく、そのバランスと、守秘や記録の扱いをどう最初に整えるかが、その後のカウンセリングの質を左右します。
この記事は、すでに現場で面接を担当している公認心理師・臨床心理士に向けて、インテーク面接の目的・流れ・聞くことを整理し、アセスメント面接との違いと留意点を実務の判断基準としてまとめたものです。基礎の説明は短くし、迷いやすい場面の考え方を中心に書いています。
この記事でわかること
- インテーク面接とは何か、目的は何か
- 流れの全体像と、各段階で押さえたいこと
- インテーク面接で聞くことの優先順位と、聞きすぎを避ける考え方
- アセスメント面接との違い
- 守秘・同意・記録まわりの留意点と、大切にしたいこと
インテーク面接とは
インテーク面接の定義と、似た言葉との関係を整理します。分野によって呼び方や担う範囲が異なるので、自分の職場での位置づけも確認しておくと判断がぶれません。
インテーク面接とは何か
インテーク面接とは、相談機関や医療機関などに来談した人と最初に行う面接のことで、受理面接、初回面接と呼ばれることもあります。インテーク(intake)には「受け入れる」という意味があり、その機関で引き受けて支援を始められるかを検討する面接、と整理されるのが一般的です。
面接を行う人は「インテーカー」と呼ばれます。インテーカーと、その後に継続面接を担当するカウンセラーが同じ場合もあれば、別の場合もあります。機関ごとにルールが違うため、自分の職場ではどちらの運用か、引き継ぎの形式は何かを前提として押さえておく必要があります。
インテーク面接とカウンセリングの関係
インテーク面接は、カウンセリングの前段階にあたりますが、独立した手続きというより、カウンセリングの最初の一場面でもあります。相談者から見れば、この回が「この人に話してよいか」「ここに通う価値があるか」を判断する機会です。つまり、面接者が相談者を見立てるのと同時に、相談者も面接者と機関を見ています。
このため、聴取だけを淡々と進める面接は、情報は集まっても継続につながりにくくなります。逆に、傾聴だけで終わると、必要な情報が足りないまま次回に持ち越すことになります。両立の考え方は後の章で触れます。
なお、インテーク面接の置き方は機関によって異なります。初回を独立したインテーク面接として設け、担当者は後で決める運用、インテークと初回のカウンセリングを一体で行う運用、インテークを特に設けず初回からカウンセリングとして進める運用などがあります。相談者に「今日はどこまでが何の時間か」が伝わるよう、自分の職場の運用に合わせて最初に説明しておくと、行き違いを防げます。
インテーク面接の目的
目的は面接者側と相談者側で分けて考えると整理しやすくなります。機関の方針によって重みづけは変わります。
面接者側の目的
面接者側の主な目的は、次のようにまとめられます。
- 主訴と、いま来談に至った経緯を把握する
- 自機関で対応できるか(対応の適否)を判断する。ほかの機関や医療への紹介が必要かも含む
- 今後の支援の見通し(頻度・方法・目標の仮説)を立てる
- 守秘義務とその限界、料金、キャンセルの扱いなどを説明し、同意を得る
- 信頼関係(ラポール)の土台をつくる
公認心理師法第2条は、公認心理師の業務として、心理に関する支援を要する者の心理状態を観察しその結果を分析すること、相談に応じて助言・指導その他の援助を行うことなどを定めています。インテーク面接で行う観察や聴取は、この観察・分析の入口にあたります。
相談者側の目的
相談者側の目的は一様ではありません。困りごとを何とかしたい人もいれば、とにかく話を聞いてほしい人、周囲に勧められて来ただけの人、診断名や制度の情報がほしい人もいます。来談の目的が面接者の想定とずれていないかを、早い段階で確かめておくことが大切です。
ずれがあるまま進めると、後で「思っていたのと違う」という中断につながりやすくなります。相談者の目的を言葉にして共有することは、そのまま最初の目標合わせにもなります。
インテーク面接の流れ
ここでは、一般的な進め方を段階に分けて示します。時間配分や形式は機関ごとに違うので、自分の職場の運用に合わせて読み替えてください。
事前準備と環境づくり
事前に申込票や問診票、紹介状などで得られている情報を確認します。部屋の明るさ、温度、席の配置、外に声が漏れないか、といったプライバシーの確保も準備に含まれます。席の配置は、相談者との関係性を示すメッセージにもなるので、正面を避けて斜めにする、席を選べるようにするなど、機関の方針に沿って工夫できます。
オンラインで行う場合は、相談者の所在場所、同席者の有無、通信が切れたときの連絡手段を最初に確認します。
導入と枠組みの説明
あいさつの後、面接者の名前と役割、面接の目的と所要時間を伝えます。続いて、守秘義務とその限界、記録を取ること、メモを取ることへの了解を伝えます。守秘義務の例外は、後から切り出すと相談者に警戒されやすいため、面接の初めに説明しておくほうが安全です。
最初から事務的に質問を始めるのではなく、来てくれたこと自体への一言や、いまの緊張に触れる一言を添えると、その後の語りやすさが変わります。
主訴の聴取と問題の全体像の把握
最初は、開かれた質問で相談者が自由に語れるようにします。主訴は、相談者の言葉に近い形で残します。一方で、相談の窓口に立っている人と、困っている本人が異なることもあります。「困っているのは誰か」を意識しながら聴くと、本人の希望と周囲の希望の違いが見えてきます。
問題が複数ある場合は、整理しながら、相談者自身にとって何がいちばん重要かを確認します。
背景情報の聴取
主訴の理解に必要な範囲で、現病歴・生活状況・家族・生育歴・既往歴・服薬・睡眠や食事の状態などを確認します。子どもや若年の相談者では、出生時や発達の経過、健診での指摘の有無なども、主訴の理解に必要な範囲で確認します。全部を一度に聞き切る必要はなく、次の章で述べる優先順位に沿って進めます。
見立ての仮説と対応の判断
聴取した内容から、いまの時点での仮説を立て、自機関で対応できるか、医療や他機関との連携が必要か、継続面接を提案するかを判断します。この段階の見立ては、あくまで仮説です。数回の面接で結論が出ることはまれで、のちのアセスメントで確かめていく前提で扱います。
説明・同意・次回の設定
面接の終盤に、継続する場合の方法・頻度・料金・キャンセルの扱いと、守秘の範囲を、相談者が理解しやすい形で説明し、同意を確認します。日本臨床心理士会の倫理綱領は、第4条で、業務の目的・技法・契約期間・料金などの契約内容を対象者に理解しやすい方法で説明して同意を得ること、契約内容はいつでも見直しの申し出を受け付けると伝えておくことを求めています。日本公認心理師協会の倫理綱領も、第6条で、適切な説明を行い同意を得るように努めることを定めています。
終わりには、現時点でわかった範囲の見立てを、主訴と結びつけて大まかに伝えます。困りごとだけでなく、相談者の強みや支えにも触れると、受け止めやすくなります。引き受けられるか、医療や他機関を優先したほうがよいかも、この時点で明確に伝えます。ただし見立てはあくまで仮のものなので、「いまの時点ではこう考えている」という言い方にとどめ、相談者の意向とすり合わせて仮の合意を得ることを目標にします。
終わりに、今日話したことの要点を確認し、次回の日時や、それまでに困ったときの連絡先を伝えて締めます。
インテーク面接で聞くこと
何を聞くかは、機関の様式(インテークシート)で決まっていることが多いです。ここでは、聞くことの全体像と、聞きすぎを避ける考え方を整理します。
聞くことの項目例
項目例は次のとおりです。実際には、機関や対象によって増減します。
- 基本情報(氏名・年齢・性別・職業や学年・連絡先)
- 来談の経緯(誰に勧められたか、なぜいまなのか、紹介元の有無)
- 主訴(困っていること、いつから、どのくらい続いているか)
- 現在の状況(生活リズム、睡眠、食欲、仕事や学校での様子)
- 既往歴・通院や服薬の状況(かかりつけ医の有無を含む)
- 家族構成・家族との関係
- 生育歴・学歴・職歴
- 本人の強みや支えとなっているもの、これまでの対処
- 来談への期待(どうなりたいか、何を求めているか)
- 安全に関わる事項(自傷・他害・虐待・暴力の有無や、緊急時の連絡先)
聞く順番と深さの考え方
すべての項目を初回で聞き切ろうとしないことが大切です。時間内に全項目を埋めることが目的になると、聴取が尋問のようになり、相談者の語りが途切れます。
優先順位の目安は、次のように考えられます。
- まず、安全に関わること(自傷・他害・虐待など)の確認を落とさない
- 次に、主訴と来談の経緯、いまの生活への影響
- 医療的な対応が必要かの判断に関わる項目(既往歴・服薬・症状の程度)
- 生育歴や家族の詳細は、主訴の理解に必要な範囲に絞り、続きは継続面接で聴く
家族や生育歴は、聞き方によっては相談者に強い負担をかけます。「いま話せる範囲で」と断りを入れ、答えたくないことは答えなくてよいことを伝えると、安心して話せます。
聞くときの視点
聞きながら、次のような点を観察するとアセスメントの手がかりになります。
- 話し方、表情、服装や身だしなみ、面接者との距離の取り方
- 問題をどう捉えているか(何を強調し、何に触れないか)
- 感情・行動・考え・状況のつながり
- 問題が起きるきっかけと、続けている要因
これらは、解釈というより観察として記録し、見立てとは分けて書いておくと、後で見直しやすくなります。
漠然とした訴えを具体的にする
「つらい」「しんどい」といった漠然とした訴えは、そのままでは見立ての材料になりません。どんな場面で、どのくらいの頻度で、どのくらいの強さと長さで起きるのかを、感情・行動・考え・状況に分けて尋ねると、問題の輪郭がはっきりします。ただし、質問を重ねすぎると尋問になるため、相談者が答えやすい場面の話から入ります。
強み・対処資源と、本人の問題理解を確かめる
問題だけでなく、これまでどう対処してきたか、支えになっている人や活動は何かも聴きます。無理にポジティブな面を引き出す必要はなく、語られた範囲で十分です。あわせて、相談者自身が問題をどう理解しているか(何を原因と考え、何を強調し、何に触れないか)を尋ねると、その後の説明や提案の仕方を考える手がかりになります。
インテーク面接とアセスメント面接の違い
両者は連続していて、境界が曖昧に使われることもあります。ここでは、役割の違いを整理します。
インテーク面接とアセスメント面接のちがい
インテーク面接は、引き受けるかどうかの判断と、基本情報・主訴の把握、関係づくり、契約の土台づくりに重心があります。アセスメント面接(心理アセスメントのための面接)は、インテークで得た仮説を確かめ、問題の成り立ちや維持要因、強みや資源をより詳しく理解し、介入の方針を具体化するための面接です。
- インテーク面接は「受け入れの判断」と「出会いの場」の性格が強い
- アセスメント面接は「仮説の検証」と「支援方針の具体化」の性格が強い
- 実際には、インテーク面接の時点から観察や見立てが始まっている
機関によっては、インテーク面接を1回で終え、次の数回をアセスメント面接にあてる運用があります。また、1回のインテーク面接にアセスメントの要素を含める運用もあります。
心理検査との関係
面接で得た情報だけでは見立てが偏る可能性があるため、必要に応じて心理検査を組み合わせます。検査を行う場合は、目的、所要時間、結果の返し方を相談者に説明し、同意を得ます。検査の実施や結果の伝え方は、所属先の規程に従います。
インテーク面接で大切なこと・留意点
最後に、実務で迷いやすい点を、考え方とあわせて整理します。倫理や法律がからむ場面では、所属先の規程や関係法令を確認し、必要に応じて上司・スーパーバイザー・専門家に相談してください。
守秘義務とその限界を最初に伝える
公認心理師法第41条は、公認心理師が正当な理由なく、業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならないとし、公認心理師でなくなった後も同様と定めています。日本臨床心理士会の倫理綱領は、第2条で、自他に危害を加えるおそれがある場合や法による定めがある場合を除き、守秘義務を第一とすること、開示せざるを得ない場合はその条件を事前に対象者と話し合うよう努めることを定めています。日本公認心理師協会の倫理綱領も、第5条で、正当な理由なく職務上知り得た個人の秘密を漏らしてはならないとしています。
そのため、インテーク面接では、守秘が原則であること、一方で緊急時や法令に基づく場合など限界があることを、わかりやすい言葉で最初に伝えます。日本臨床心理士会の倫理綱領は第4条で、自他に危害を与えるおそれがある場合には守秘よりも緊急の対応が優先されることを対象者に伝えておくことも求めています。チーム内での情報共有、スーパービジョンや事例検討で情報を扱う可能性がある場合も、あわせて説明しておくと、後のトラブルを防げます。守秘の例外を含む整理は、公認心理師の守秘義務とは?例外・罰則・通告の整理も参照してください。
医療との連携と主治医の指示
公認心理師法第42条第2項は、公認心理師が業務を行うにあたり、心理に関する支援を要する者に当該支援に係る主治の医師があるときは、その指示を受けなければならないと定めています。インテーク面接で通院中とわかった場合は、主治医の有無、連絡の可否、情報共有の同意を確認します。
また、カウンセリングよりも医療的な対応を優先したほうがよい状態かどうかも、この段階で見極めます。紹介する場合は、相談者が見放されたと感じないよう、理由と次の選択肢をていねいに伝え、相談者が自分で選べるように支えます。
未成年や、本人以外が申し込んだ場合
未成年や、判断能力に配慮が必要な方の場合、同意の取り方は保護者や後見人との関係を含めて整理が必要です。日本臨床心理士会の倫理綱領(第4条)は、十分な自己決定が難しいと判断される場合は保護者や後見人等に説明して同意を得るとしたうえで、その場合も本人にできるだけ十分な説明を行うとしています。
本人以外から依頼があった場合は、依頼の目的を確かめ、本人の意向と福祉を踏まえて進めるかどうかを判断します。具体的な運用は所属先の規程に従い、迷うときは上司やスーパーバイザーに相談してください。
関係づくりを情報収集より先に置く
聴取項目を埋める作業は、関係づくりの後でも間に合います。初回で最も避けたいのは、相談者が「ここでは話せない」と感じることです。緊張している様子があれば、項目を後に回して、いま困っていることを聴く時間を優先しても構いません。
面接者自身の反応に気づいておく
話を聞いていて、面接者の側に生じる感情や価値観の偏りにも気づいておく必要があります。たとえば、相談者の選択に違和感を覚えたとき、それを相談者に押しつけない、あるいは気づかないまま質問が誘導的になっていないかを振り返ります。事例検討やスーパービジョンの場で扱うと、気づきを深められます。
記録を客観的に残す
日本臨床心理士会の倫理綱領は、第4条で、面接等の内容を客観的かつ正確に記録しておくこと、記録は原則として面接等の最終日から5年間保存すること、面接の経過や心理査定結果などの情報開示を求められた場合は原則として応じることを定めています。日本公認心理師協会の倫理綱領は、第7条で、業務の透明性と説明責任のために適切な記録の作成・保管に努めることを定めています。同協会の倫理綱領に関するガイダンスは、保管期間は所属機関の定めがあればそれに従い、そうでなければ支援終了後5年間を目安とし、本人からの開示請求には基本的に応じるとしています。医療機関や公的機関で働いている場合は、その機関の記録管理の規程が優先されることがあります。
記録では、相談者が語った事実や発言と、面接者の観察や見立てを分けて書きます。記録の取り方は、所属先の様式があればそれに合わせます。
現場ごとの違い
インテーク面接の位置づけは、働く分野によって変わります。ここでは大まかな傾向を示します。
医療機関の場合
医師の診察や問診と並行する場合があり、心理職が行うのは、生活や心理面の聴取と、心理検査やカウンセリングの導入であることが多いです。診察での情報をどこまで共有できるか、記録をどのカルテに残すかは、機関の規程に従います。
教育・学校の場合
スクールカウンセラーでは、児童生徒本人、保護者、教員のどこから相談が来たのかで、インテークの進め方が変わります。守秘と学校内での情報共有の線引きを、最初に本人や保護者に伝えておくことが重要です。
産業・福祉の場合
企業では、本人の同意なしに人事や上司へ伝えない範囲と、安全配慮などで共有が必要な範囲を確認しておきます。福祉の分野では「インテーク」が相談支援の最初の受付面接を指すことが多く、アセスメントとは別の工程として分ける運用もあります。
よくある質問
インテーク面接について、よく聞かれる疑問に答えます。
Q. インテーク面接とは何ですか?
相談機関や医療機関に来た人と最初に行う面接で、受理面接とも呼ばれます。主訴や背景を聴き取り、自機関で引き受けられるかを判断し、支援の見通しと契約の土台をつくることが主な役割です。
Q. インテーク面接ではどんなことを聞きますか?
来談の経緯、主訴、現在の生活状況、既往歴や服薬、家族構成、生育歴、本人の強みや期待などが一般的です。ただし、すべてを初回で聞き切る必要はなく、安全に関わること、主訴、医療対応の要否を優先します。
Q. インテーク面接とアセスメント面接は何が違いますか?
インテーク面接は受け入れの判断と関係づくり、基本情報の把握に重心があります。アセスメント面接は、そこで立てた仮説を確かめ、問題の成り立ちや支援方針を具体化する面接です。実際には連続しており、機関によって分け方が違います。
Q. インテーク面接の時間はどのくらいですか?
機関の運用によって異なり、一律の決まりはありません。相談者の負担も考えて、時間内に聴ける範囲に絞り、続きは継続面接で聴くという進め方が現実的です。
Q. インテーク面接で相談者が話したがらない場合はどうしますか?
無理に項目を埋めようとせず、話せる範囲でよいことを伝えます。緊張や不安に触れる一言を添え、相談者が話しやすいことから聴きます。話さない理由そのものが、見立ての手がかりになることもあります。
Q. インテーク面接のあと、継続しないこともありますか?
あります。自機関の対応範囲を超える場合や、医療を優先すべき場合は、他機関への紹介を検討します。紹介する際は、理由と選択肢を伝え、相談者が見放されたと感じないよう配慮します。
まとめ
インテーク面接は、主訴と背景を聴き取りながら、引き受けの判断と信頼関係の土台づくりを同時に進める最初の面接です。要点は次の3つです。
- インテーク面接の目的は、主訴の把握、対応の適否の判断、守秘・契約の説明と同意、関係づくりの4点で、聞くことは安全・主訴・医療対応の要否を優先する
- アセスメント面接とは連続しており、インテーク面接で立てた見立ては仮説として扱い、継続面接や心理検査で確かめる
- 守秘義務の限界、主治医との連携、未成年の同意、記録の扱いは、最初に整えておく。迷うときは所属先の規程や関係法令を確認し、上司・スーパーバイザーに相談する
インテーク面接は、情報を集める場であると同時に、相談者が「ここなら話せるかもしれない」と感じられる最初の機会です。聞くことの網羅よりも、相談者の語りと安全を守る姿勢を、いちばん先に置いてください。



